スイングトレードとデイトレードでは、トレードの仕方が異なるため、取り引きする際に適したマーケットの数も異なります。
ここでは、スイングトレードで効率的にマーケットから利益を得るためにはいくつのマーケットでトレードするのが最適かを学んでいきましょう。
スイングトレードに適したマーケットの数とは？
5～20個ほどのマーケットを確認
スイングトレードは、デイトレードに比べてトレードチャンスの少ないトレードスタイルです。そのため、デイトレードのように一つのマーケットのみでは、トレード機会が少ないため、通常、5～20個ほどのマーケット状況を確認します。
チャートを開き、目の前のマーケットはトレンドなのか、それともレンジなのか、インジケーターはどうなっているのか、トレードチャンスは近々訪れるのかなどをそれぞれのマーケット毎に確認します。慣れるまではある程度時間がかかる作業ですが、正しいマーケット判断を下すためにもスイングトレードの準備として習慣として行います。
二つ三つのマーケットに絞る
それぞれのマーケット状況を確認してマーケット分析を行った後、自分が得意としているトレード戦略でトレードできるマーケットを選び出します。その際に、実際にエントリーするマーケットを二つか三つに絞ります。
アドバイス
複数のマーケットに渡り、複数のポジションを保有するということは、それだけ多くの注意力が必要となります。マーケット毎にボラティリティに違いがあり、トレンド状況も異なります。それぞれのマーケットに適したトレード判断が必要となるため、あまりにも多くのマーケットでポジションを保有することは、自分の許容量を超え、危機管理能力の面からお勧めしません。最善のトレード判断を下すためにも、同時にトレードをするマーケット数は二つ三つにすることが望ましいです。
プロトレーダーであっても、同時に複数のポジションを保有する場合、自分のトレードルール、トレード計画を破ってしまうほどのポジションを保有することはありません。自分の管理下で行えるだけの限られたポジションの数にしてトレードを行います。
スイングトレードは、対象となるマーケットが一つのみでは、トレードチャンスに恵まれず忍耐が必要になりますが、多すぎても注意力が散漫となり、最善のトレード判断を下すことが困難になります。
これらのことを踏まえて、自分のスイングトレードに適したマーケットの最大数を決定しましょう。
記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
