数多くあるインジケーターの中から、スイングトレードに適したインジケーターを選び使用することはとても大変です。特に初心者トレーダーは、どのインジケーターを使用したら良いのか分からず、インジケーターの決定を下すことにかなりの期間を要します。
インジケーターの特性
インジケーターには大きく分けて、トレンド相場に適したインジケーターとレンジ相場に適したインジケーターがあります。
強いトレンド状態にあるマーケットで、レンジに機能するインジケーターを使用して逆張り戦略をすることは、利益を得ることが困難になるだけではなく、損失の原因になってしまいます。その反対も同様で、マーケットがレンジの状態にもかかわらず、トレンドに機能するインジケーターのシグナルでトレードしてしまうと、これも損失が積み重なる原因となります。
インジケーターは何のために使用しているのか
スイングトレードでは、ファンダメンタルズ分析が重要になってきます。お気に入りのニュースサイトを直ぐに開いて確認できるように、ブラウザのお気に入り登録やアプリのダウンロードをしておきます。
FXマーケットは世界のニュースが影響しているため、日本語のニュースサイトよりも英語のニュースサイトを確認した方がより早い情報を得ることができます。日本語のニュースサイトは、英語を日本語に訳してから公開されるため、目の前のマーケットで起こっていることを把握することは後々となり、その場でのマーケット判断が難しくなります。
また、今では翻訳ツールも多く出ていることから、英語が分からない人でも気軽に英語のニュースサイトを読むことが可能です。また、Twitterなども早く情報を集められる傾向があります。
インジケーターは沢山表示する必要がない
ーあなたは、表示しているインジケーターからどんな情報を得ようとしていますか?
ートレンドに沿った順張りトレードの機会を探していますか?
ーマーケットの戻りを狙った逆張りトレードの機会を探していますか?
それぞれのインジケーターには特性があります。そのインジケーターがマーケットのどんな状態を示しているのかを理解する必要があります。また、インジケーターの成り立ちを知ることは、そのインジケーターをより深く理解することに繋がり、結果、トレード向上にも繋がります。
ファンダメンタルズの重要性
同じトレンド系のインジケーターであっても、同じオシレーター系(レンジ)のインジケーターであっても、それぞれのインジケーターによって、出すシグナルのタイミングが異なります。
一つのインジケーターでは買いを示しているものの、もう一つのインジケーターでは売りを示している、なんていうことが多々起こります。複数表示している全てのインジケーターが同じシグナルを出すということはそう起こらず、そうなった場合、多くのトレーダーはトレード判断に迷い、トレードタイミングを逃すことになります。
また、複数のインジケーターを使用してトレードタイミングを掴もうとすると、その時々の気分次第で解釈が変わり、一貫性のないトレードになってしまいます。安定して稼げるトレーダーになるには一貫性が必要です。これは、稼げるトレードを何度でも再現できるようにするためです。
お気に入りのニュースサイトを決めておく
スイングトレードはデイトレードと異なり、ポジションの保有期間が長くなります。そのため、マーケットはニュースに影響を受けやすくなります。ポジションを建てて決済するまで、常にニュースには敏感でいるようにします。そうするためにもお気に入りのニュースサイトがすぐに見られるようにしておくことも重要です。サイトによってニュース更新の時間に差が出るため、新しい情報をより早く提供してくれるニュースサイトを選びます。
仮に大きなニュースが出てマーケットが思惑とは反転するような動きを見せた場合、早々に手仕舞うか、ターゲットやストップの設定を調整します。あくまでも、損失が大きくなるような調整の仕方はしないようにします。
お気に入りのニュースサイトを決めておく
スイングトレードでは、ファンダメンタルズ分析が重要になってきます。お気に入りのニュースサイトを直ぐに開いて確認できるように、ブラウザのお気に入り登録やアプリのダウンロードをしておきます。
FXマーケットは世界のニュースが影響しているため、日本語のニュースサイトよりも英語のニュースサイトを確認した方がより早い情報を得ることができます。日本語のニュースサイトは、英語を日本語に訳してから公開されるため、目の前のマーケットで起こっていることを把握することは後々となり、その場でのマーケット判断が難しくなります。
また、今では翻訳ツールも多く出ていることから、英語が分からない人でも気軽に英語のニュースサイトを読むことが可能です。また、Twitterなども早く情報を集められる傾向があります。
アドバイス
スイングトレードの場合は、インジケーターを使用したテクニカル分析のみに頼ったマーケット判断ではなく、ファンダメンタルズ分析にも重きを置いてマーケット判断をしていきます。また、ポジションの保有期間が長いことから、ターゲットに達するまでの間にマーケット状況が様変わりすることがあります。
あなたもインジケーター探しの旅は終わりにし、インジケーターだけではなく、ファンダメンタル分析にも重点を置くようにしましょう。
記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。