FXで稼ぐ方法は多様にあり、トレーダー毎に必要性を感じているものや意見も異なるため、初心者にとって、FXを独学で学ぶにはどの方法が良いのか、判断を難しくさせる場合があります。この記事では、収益性の高いFXトレーダーになるための、FX独学法を説明します。

ステップ1

デモ口座を開設する

トレードを学ぶ最良の方法は、先ずはデモ口座でトレードを始めることです。 実際に自分の大切な資金を入金したリアル口座でトレードを開始してしまうのはとても危険です。デモ口座を操作しながらプラットフォームの使い方を学ぶことができるので、安全に売買も出来ますし、仮に間違えてしまっても失うものは何もありません。デモ口座は多くのFX会社で扱っていますので、どのプラットフォームが操作しやすいのか比較してみるのも良いかもしれません。

ステップ2

テクニカル分析を学ぶ

トレードを判断するものとして、ほとんどのトレーダーが何かしらのテクニカル分析を使用しています。テクニカル分析はインジケーターを使用してマーケットの状況、トレード判断などを理解することです。トレーダー毎にテクニカル分析から何を見出したいのかによって、表示するインジケーターは異なりますが、数多くあるインジケーターから自分の得たいテクニカル分析は何かを見つけるまで時間をかけながら学びましょう。

中でも多くのトレーダーに人気なインジケーターは、移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、RSI、などがあります。特に移動平均線は、世界中、多くのトレーダーが使用していることもあり、トレード判断として有効に働くことが多くあります。より多くの人が使用し、より多くの人がそのインジケーターを使用していると、そのインジケーターから得た情報は有効なテクニカル分析となり得ます。

ステップ3

戦略を試す

インジケーターの使用方法を理解していくと、そのインジケーターを使用したテクニカル分析ができるようになってきます。テクニカル分析から得た戦略をヒストリカルデータやデモ口座で試し、その戦略の有効性を確認します。上手く戦略が実行できれば問題ないのですが、上手くいかなかった場合、原因がどこにあったのかを探り、解明、改善していく必要があります。リアル口座で利益を上げるためには、先ずはデモ口座で戦略を試し、充分にその戦略を信頼できるようにならなくてはなりません。

ステップ4

ニュースを読む

マーケットは経済に関わるさまざまなニュースによって状況を変化させていきます。要人発言だったり、政策発表、大きな災害などでもマーケットは不安定になります。目の前のマーケットが大きく動きを見せているのはなぜなのか、反対に静かなのかなぜなのか、ニュースを読むことで、そのマーケットを理解することができます。

最初の内はニュースを読むこと、とくに経済ニュースを読むことを難しく感じるかもしれません。しかし、これも慣れです。毎日ニュースを読む習慣を付ければ、トレード判断に大きく役立つようになります。ニュースを味方にすることで危険なトレードを回避したり、大きく利益を伸ばすことに繋がります。

ニュースを読む
ステップ5

リスク管理を学ぶ

トレードはエントリーよりも決済が大切です。エントリ―したものの、思惑とは違った値動きをしたことで含み損が膨らみ、損失を確定させることができないトレーダーが数多くいます。次のトレードができなくなってしまうほど大きく資金を減らすトレードは行うべきではありません。損失をいかに小さくするかが重要なカギとなります。FXトレードを始めた理由は稼ぐためのはずです。損失を大きくしてしまえば稼ぐことから遠ざかりますので、リスク管理は最重要事項として学び、実践に活かしてください。

FXトレードにおいて、リスク管理はテクニカル分析よりもとても重要です。投資銀行などで働くプロトレーダー達もリスク管理は徹底しており、リスク管理ができないままでは会社資金で実践トレードをすることは叶いません。

ステップ6

デモ口座で利益を上げる

トレードの基本知識を得たら、デモ口座でトレードをします。リアル口座でのトレードを踏まえたものになりますので、ここでの目標はリアル口座へ移っても良いだけの自信をつけること、デモ口座の利益が一定期間積み上がっていることになります。もし、ここで利益が増えず、損失が増している場合は戦略の見直しが必要になります。デモ口座でのトレードはリアル口座への移行の重要なステップになりますので、トレード練習を繰り返し行いましょう。

プロトレーダーも新しい戦略でトレードをするとき、デモ口座に戻り、そのトレードの有効性を確認してからリアル口座での取引を開始します。

ステップ7

リアル口座でトレードする

デモ口座で利益を上げられるようになったら、リアル口座でのトレードを開始します。リアルトレードはデモ口座と違い、実際の資金の増減が起こります。それを冷静に受け止めながらトレードを繰り返していきますが、ときに理性を失い、損失が怖くなり、自信を無くします。そういうときは、デモ口座に戻ったり、リアル口座でも一番小さなポジションサイズにしてトレードをして自信を取り戻します。

大切なのは、口座残高の増減ではなく、戦略に沿っているか、トレードルールに従えているか、です。勝てていたときのトレードを振り返ったり、勝てていたときと今のトレードとの違いを分析することも、またリアル口座で利益を上げるための手助けとなります。

ステップ8

メンタルコントロールを学ぶ

トレードは100%稼げるものではありません。プロトレーダーであっても連敗する可能性があります。トレードが上手くいかないときは、自信を失い、トレード自体が怖く感じるかもしれません。そういったときは無理にトレードを継続するのではなく、トレードを休憩します。チャートを閉じ、趣味や好きなことを行い気分転換を図ります。

メンタルが乱れていると、冷静なトレード判断ができず、無駄なトレードや無駄な損失を招いてしまいます。トレードチャンスは今逃してしまったとしても、また巡ってきます。チャートから離れ、新たな気持ちでチャートを見直すと、新たな気付きを得られる場合があります。トレードにメンタルは密接しています。疲れているときや飲酒した後のトレードは避けるようにしましょう。そうすることでより安全なリアルトレードに繋がります。

メンタルコントロールを学ぶ

FXトレードで早く稼ぎたいという気持ちはとても理解できますが、FXトレードで稼ぐことは簡単なことではありません。大切な資金を守るためにも、必要な基本は学び、安全にトレードできる自信をつけてからリアルトレードをしていきましょう。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

最強メンタルコントロール術(189ページ)のPDFコピーを送ります.

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