FXスキャルピングでのリスクリワード1

FXのスキャルピングは想像していたよりも難しくありませんか?スキャルピングで利益を上げるために考慮しなければならないのが「リスクリワードレシオ」。これがFXのスキャルピングにとってどのように重要なのか解説していきます。

FXスキャルピングでのリスクリワード2

スキャルピングの目標は小さな利益をより多く積み上げることです。スキャルピング戦略を使用する多くのトレーダーに共通する問題点として、たった一つの大きな損失によって口座資金を一気に減らしてしまうということが挙げられます。多くのスキャルパーはリスクリワードレシオを忘れてトレードしており、これはとても危険な状態です。お金を稼ぐという本来の目的とは反対の行動をしてしまっているのです。他のトレード戦略と同様に、スキャルパーも少なくとも1以上のリスクリワードレシオ(平均利益>平均損失)を達成することを目指すべきです。

FXスキャルピングでのリスクリワード3

短期間で多くの利益を上げることはとても楽しく中毒性もありますが、スキャルピングでは損失を素早く確定させ、小さく抑えることを忘れてはいけません。

FXスキャルピングでのリスクリワード4

FXスキャルピング リスクリワードレシオを向上させるヒント

ヒント1

ストップはターゲットより小さく設定する

マーケットは瞬時に動くため、エントリーしたらすぐにストップとターゲットを設定します。ストップやターゲットを小さくしても問題ありませんが、広げることは決してしないでください。そのため、エントリー前にターゲットをストップの位置を把握してからエントリーする習慣をつけましょう。こうすることで、エントリー後も落ち着いて対応することができるようになります。

ヒント2

タイムストップを使用する

5~10分以内にターゲットに到達しない場合は、そのポジションを手仕舞いします。常にマーケットは思惑通りに動くことはありません。スキャルピングは短時間で利益を上げるトレード戦略となるため、短時間で結果が得られないポジションについては見切りをつけて仕切り直します。スキャルピングは10分以内に結果が出ることを常に念頭に入れ、ターゲットに達しないからといって長時間ポジションを保有し続けることのないようにします。

ヒント3

損切り後は休む

時に損失は気分を落ち込ませます。しかも何度も連続して損失が出てしまうと苛ついてしまうこともあります。損切りした後は一休みして、気分を平静な状態に戻してから次のトレードに向かいましょう。スキャルピングは多くのトレードチャンスが得られる戦略です。チャンスを逃したくないと焦らずに常に落ち着いた心を取り戻すためには、その日のトレードを終了して後日にすることも大切なトレード判断となります。

ヒント4

ティックに注目しない

ティックを見てしまうと短期的な動きに集中しすぎてしまい、すぐに利益を確定したくなります。これはポチポチ病になってしまう原因の一つです。もし、マーケットがターゲットに達するのを待てない場合は、ターゲットとストップを設定してチャート画面から離れましょう。あまりにも小さな利益では稼ぐことがとても困難になります。

ヒント5

リスクリワードレシオは勝率よりも重要である

多くのトレーダーにとって勝率を60%以上にすることはとても困難です。実は、勝率を上げるよりもリスクリワードレシオを上げる方がはるかに簡単です。リスクリワードレシオが1以上(平均利益が平均損失より大きい状態)であれば、利益を得るために必要な勝率は50%以上で十分なのです。そのためにも、設定するターゲットが常にストップよりも大きくなるように設定します。

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