トレード経験 3年
趣味: 漕艇, 音楽鑑賞, ピアノ
けれども、自分が初心者であるからこそ、「マーケットに自分の意思を押し付けない」ニュースやその他から如何に自分の中でもっともらしい予想が立ったとしてもマーケットはその動きが遅れたり、逆行したりすることがあり、マーケットこそが価値の決定者であることは深く銘じています。
FX のペアは時期にもよりますが、今はUSDJPYが多く、少し前までは EURUSD や AUDJPY をよく扱っていました。
取引の準備として、朝に
・前日のニューヨーク市場の値動き
・ダウ、日経、VIX、米10年金利の一週間推移
・ポジションの比率
・今日のイベント
を測量野帳に纏めています。
その上で、ラリーウィリアムズが提唱した短中期のスイングを確認しその日のスイングの状態と近くの意識されやすい抵抗線、支持線を把握しておきます。最後に朝の電車の中で、日本経済新聞の朝刊に目を通してトレードを始めます。
トレードはレジームのスイッチによって、その時代に使える戦略は異なりますが、現在はUSDJPYで以下の3つのトレードを行なっています。
全体のポジションの大きさは直近の成績からケリーの公式に類するリスク管理の計算によって決めています。
・根拠に基づく短期トレード
2つ以上の根拠(ニック先生の時間帯の分析やサポート、レジスタンス、ニュース等)によってエントリーします。その根拠の根強さを直近の成績から判断しポジションの大きさを決めます。
・ラリー・ウィリアムズによるスイングモデルの反転を利用した中期のナンピン戦略
・リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ とローレンス・A・コナーズによる”STREET SMARTS”に著された古典的な幾つかの手法
今後もニック先生の下で真摯に研鑽を積み、トレーダーとして売買技術をより優れたものにしていきたいと思います。
一方で大学では、数学を幅広く、特に偏微分方程式(拡散方程式)と確率統計論を専攻しており、実務的には金融リスクに関わる資格の取得を目指しています。また研究分野として、確率過程論(Markov過程)とRegime Switching Model を研究しています。これらも良い成果の出るよう頑張ります。