トレードで損失となる主な理由はストップロスに従えないことです。インディケーターに焦点を合わせるよりも、ストップロス注文に従うことに焦点を当てる方がはるかに稼げるようになります。

ストップロスに従えない理由 自分の大切なお金を失うことはストレスです。ストレスを抱えているときには良い判断ができず、悪い決定を下してしまいます。保有しているポジションが含み損となっているとき、トレーダーは損失を確定させることを避け、お金を失うという否定的な感情を回避しようとします。ストップ幅を拡大させると短期的にトレード結果は維持、向上しますが、長期的に見るとそのほとんどは大きな損失につながっています。

多くのトレーダーが複雑なトレード戦略を持ち、多くのマーケットを同時にトレードして収益性の高いトレードを見つけます。複雑なトレード戦略は、毎日ルールに基づいて実行するのが難しく、常に設定したストップロスに従うことが難しなります。

ルールに従うことができないもう1つの理由は、過程ではなくトレード結果に焦点を合わせていることです。トレーダーは口座残高が少なくなると落ち着かなくなり、口座残高に着目しながらマーケットと闘っています。

ストップロスに従う方法 ストップロスを従う最良の方法は、お金を稼ぐか失うかではなく、トレードの過程に集中することです。円やドル単位で考えるのではなく、pipsで考える方がはるかに良い結果に結びつきます。pipsに焦点を合わせると、プレッシャーが軽減されルールに従いやすくなります。

pipsで考えるには毎回同じポジションサイズでトレードする方が良いです。多くのトレーダーは損失になるとポジションを拡大してトレードをし、より大きな損失の可能性を引き出しますが、毎回同じポジションサイズを持つことはトレードストレスの軽減に繋がります。同じポジションサイズで1~2週間のトレードに成功した後にポジションサイズを拡大していきましょう。

ボラティリティの少ないマーケットでトレード練習をすると、マーケットをより深く理解できるようになり、pipsで考える正しいストップロスの設定ができるようになります。また、今現在のマーケットのボラティリティに合わせてストップロスの設定を調整すると、パフォーマンスの改善に役立ちます。たとえば、デイトレードの場合、ストップロスを5pips(ポンドドルの場合は0.0005、ドル円の場合は0.05)に設定し、ボラティリティ状況に応じて1~2pipsずつ増減させます。

落ち着いてリラックスしているときにpipsに焦点を当ててトレードを行うことはメンタルとトレードを維持するのに最も重要なことです。口座残高だけに着目するのではなく、ストップロス注文にどれだけ従えたか、両方のバランスを見ながらトレード結果を分析します。トレード計画がシンプルであればあるほど簡単にストップロスに従うことができ、長期的に利益を上げられる可能性が高くなります。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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