FX朝トレードは難しく夜トレードの方が良い理由
ニコラス グールド
2月 8, 2023 @ 9:00AM
執筆者 ニコラス グールド | 2023-02-07 | 基本 |
FXマーケットは24時間トレードできることが魅力ですが、だからといって大きく稼げる訳ではありませんよね? 実はFXにはFXに適したトレード時間というものがあります。FXに適したトレード時間を把握し、不要な損失を回避して資金を増やすトレードにシフトしていきましょう。
理由1
FX朝のマーケットはボラティリティが低い
FXの朝のマーケットは全体的にボラティリティが低く利益を上げることが難しくなります。ボラティリティとは価格変動のことを意味し、ボラティリティが低いということは価格変動が少なりということになります。
FXは価格差益から利益を狙う取引となるため、ボラティリティの低い朝の時間を使ったトレードは適していません。
理由2
FX朝のマーケットはトレンドが発生しにくい
朝の時間帯は、ロンドン、ニューヨークともに夜の時間帯であり、マーケット参加者がアジア圏のみとなり取引量が圧倒的に少なくなります。取引量が少ないとマーケットに方向性が出なくなり、エントリーしてもターゲットに届かずに損失となってしまうケースも多くなります。
反対に、日本の夜間取引は英国や米国が朝もしくは昼となり、トレーダーが活発にトレードを行う時間帯となるためボラティリティが発生し、トレードが行いやすい環境となります。また、多くのトレーダーがトレードを行うため、トレンドが強く発生する可能性が高まります。トレンドが出るほどに差益が大きくなるため価格がターゲットに達しやすくなります。
このようにFXマーケットでトレードをするのであれば、朝よりも夜間に行うのが最適ですが、マーケットの選択次第では、朝の時間帯を有意義なものとし、利益を積み上げることも可能となります。
このようにFXマーケットでトレードをするのであれば、朝よりも夜間に行うのが最適ですが、マーケットの選択次第では、朝の時間帯を有意義なものとし、利益を積み上げることも可能となります。
朝でも、日本時間9:00から10:00頃までの1時間ほどに集中して取り組むことをお勧めします。10:00を過ぎると、朝一の取引量が減り、トレンドのなくなる時間帯に入っていきます。特に12:00頃は投資銀行などでトレードしているプロトレーダー達が昼休憩に入り、取引量がぐっと小さくなりますので、トレードには適さない時間となっていきます。日中いっぱいマーケットを見続けるのではなく、朝一の時間に集中して取り組み、メリハリをつけたトレードを行うようにしていきましょう。この時間が過ぎたら、夜の時間のトレードまでは朝トレードの振り返り、仕事やプライベートなど他のことに時間を費やすことをお勧めします。
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記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。