FX上手い人
FXが上手い人の考え方を知ることでトレード結果を改善することができます。この記事から、FXトレードの上手い人に近づくために今の自分に必要なことを学び、トレードの実践に活かしていきましょう。
損失は当たり前、毎日稼げない
どんなトレーダーであっても損失は時に被るものです。FXトレードで稼げている人は、仮に損切りになっても、それを受け入れることができます。含み損の時点に損失を恐れて、ストップ幅を拡大することはしません。損失を小さく抑えることが重要なことを知っているので、ストップ幅を動かすことをしないのです。100%の勝率はありませんので、負けてしまう日もあります。時に連敗することもありますが、リスクリワードが1以上であれば問題ありません。
常に稼げるインジケーターは無い
FXトレードで稼いでいる人は、万能なインジケーターが存在しないことを理解しています。どんなインジケーターにもマーケットに適応している時と適応できない時があります。使用するインジケーターの成り立ちから詳細まで理解することは、そのインジケーターの正しい使用方法を理解することに繋がります。そのインジケーターが示すトレードに適したマーケット状況にのみトレードを行い、適さないマーケット状況にはトレードを行わない判断力を身につけましょう。
戦略の調整をしている
マーケットは日々変化しています。どんなに静かなマーケットでも、ある瞬間に急に大きな値動きを見せ、今までのマーケット状況を一変させることがあります。そのため、トレード戦略を常に同じままトレードを行っても稼ぐことは困難です。マーケット状況を常に確認しながら、目の前のマーケットに適した戦略になっているのか、損失になった際に振り返り、戦略の見直しが必要です。戦略を変更しないまま、その必要性に気付けないままでいると、損失が重なり、ストレスが増え、次第に感情に任せた危険なトレードに変化します。
ニュースを把握している
毎日ニュースを見る習慣をつけましょう。経済ニュースはもちろんのこと、世界経済に影響を与えるニュースも確認する必要があります。何のニュースがマーケットにどのように影響を与えているのか理解することは、次のトレード戦略を立てることを可能にします。ニュースは、マーケットに瞬時の影響しか与えないものもあれば、多きなトレンドを新たに築くこともあります。ニュースを把握しないままトレードを行っていると、マーケットの急変に気付けず、戦略をどのように変更すれば良いいのか判断に困惑し、大きな損失を抱えるきっかけとなります。
ニュースは直ぐに確認できるようにしておくことをお勧めします。お気に入りの経済ニュースを直ぐに見れるようにしておくのも良いですし、できれば、英語のニュースサイトも見れる状態にしておきましょう。FXトレードに影響を与えるニュースのほとんどは英語で発信されます。英語が日本語に翻訳されて発信されるにはかなりの時間がかかっており、その間もマーケットは変化を続けます。英語サイトを翻訳機能で読む習慣をつけると、より早い情報収集が可能になり、トレード判断にしようすることができます。
専門になる
トレードしたいマーケットや使用している戦略の専門になることで、自分の得意とする場面に的を絞ったトレードができるようになります。自分の得意とするところでのみトレードを行うため、ストレスが軽減され、無理なトレードもなくなり、損失を回避することに繋がります。マーケットの専門家、戦略の専門家になるには、それなりのトレード期間が必要です。一朝一夕では身に付きません。トレードと振り返り、トレード改善を繰り返していくことで、だんだんとそのマーケットの癖を理解できるようになり、その戦略の特性、より良い使い方を理解できるようになります。投資銀行などで働くプロトレーダーも新たなマーケットでトレードを始めるとき、新たな戦略を使用するときは、分析を繰り返し、その分野の専門家となり、それのみを使用してトレードをしていきます。
メンタルコントロールができる
メンタルコントロールはどんなトレーダーであってもとても重要なものです。トレード前にどんなに良い計画を立てたとしても、メンタルコントロールが出来ないまま、その場の感情に任せてトレードを行うことは、大きな損失に繋がります。トレードをギャンブルにせず、ビジネスにするには、メンタルコントロールが鍵となります。
よくある、「損切りができない 」というのもメンタルコントロールができていない状態です。プロトレーダーは損切りを恐れません。リスクリワードを良くして、損失を小さく抑え、利益を伸ばすことに集中します。平静な状態のままトレードを行うことは、安定したトレード結果に結びつきます。FXトレードの知識があるものの負けが続いてしまう原因の一つとしてメンタルコントロールができていないことが挙げれられます。