FX相場観をつけるには
ニコラス グールド
7月 4, 2022 @ 9:53PM
執筆者 ニコラス グールド | 2022-07-03 | 戦略 |
FXトレードを始める理由に、お金を稼ぐことが挙げられます。そのFXトレードでお金を稼ぐには「相場観」が必要です。この記事から相場観の基礎や相場観をつけるために必要なことを学びましょう。
FXトレードを行う上で、誰しもが必ず見ているのがマーケットです。FXトレードは計画も無しに安定して稼ぎ続けることは不可能です。たまたま稼げたとしてもあくまで偶然、長期的な稼ぎには結びつきません。マーケットは日々、その時間、その瞬間にも変化をし続けています。トレード戦略を今現在のマーケットに適応させることができるようにFX相場観は必要になります。
相場観を体得するには時間がかかります。残念ながらこれに近道はなく、 下に記していることを一つ一つ行い、相場観を身につけていきます。
ポイント1
トレード戦略を一つに絞る
FX相場観を良くしていくために、重要なカギとなります。トレードするマーケットは一つ、多くても2つに限定します。また、トレードスタイルをスキャルピング、デイトレード、スイングトレードのいずれかに絞ります。利益がなかなか上がらないから、と確認するマーケットを増やしては相場観は養われません。また、なかなかターゲットに達しないから、とスキャルピングポジションをデイトレードに移行してもやはり相場観は得られるようになりません。
ポイント2
決まった時間にトレードを行う
いつも同じ時間にトレードをすることで、その時間の相場観を得られるようになります。マーケットは24時間の中でも異なるボラティリティ、異なる値動きをしています。同じ時間にトレードを行うことで、その時間の平均的なボラティリティを理解できるようになり、今日がいつもより静かなマーケットなのか、レンジになっているのかなど、マーケット理解を深めることに繋がります。
ポイント3
シンプルなインジケーターを使用する
インジケーターには様々な種類があります。トレードには瞬時のトレード判断が必要なため、チャートは見易いものが適します。トレード判断に迷いが生じるような複数のインジケーターを表示させることは望ましくありません。チャートに表示するインジケーターは1つないしは2つにします。例えば、インジケーターを移動平均線1本のみにし、グランビルのルールに沿ったトレードは、判断が明瞭になりスキャルピングのような短時間トレードに適しています。
ポイント4
自分を信じる
マーケットを理解するには時間がかかります。その時間のそのマーケットがどのような動きをするのか、こういう相場環境になるとどうなることが多いのか、などFXトレードには経験が積まれることによって見えることがあります。 このような経験をより多く、より早く積むために、デモ口座を利用して安全な環境でトレード練習を行います。
また、ヒストリカルデータを使用してチャートを分析するのも良いでしょう。このように増やした経験は、そのマーケットのその時間のトレードに対する自信となり、リアルトレードにも活かし易くなります。自信のあるマーケット状況の時にだけトレードを行い、そうでない時はトレードをしないという判断も下せるようになり、FX相場観が上がったことを実感できるようになるはずです。
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記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。