FX初心者トレーダー

多くの初心者トレーダーはトレードの知識が少ないままに、実際の資金を使用してトレードを行い、多くの大切な資金を失っています。この記事では、デイトレードを始める方に向けた、デイトレードでおさえておきたいポイントをまとめています。この記事を読み、順序に従ってトレードの学びを深め、安全な環境下でトレードを行っていきましょう。

ポイント1

デモ口座からトレードを始める

どんなトレーダーであっても、お金を稼ぐためにFXトレードを始めたと思います。FXマーケットはとても大きなマーケットです。個人投資家もいれば、投資銀行などで働くプロトレーダーも同じマーケットを見ながらトレードを行います。そのプロトレーダー達相手に利益を得ていくには、それなりの勉強と時間が必要です。FXトレードの学びがまだ浅い時期から、リアル口座で大切な資金をリスクに晒してトレードを行うことはお勧めしません。先ずは、デモ口座でトレードの基礎知識を学び、デモ口座で安定したトレード成績を残せるようになってからリアル口座でのトレードに移行していきましょう。

また、新しいプラットフォーム環境に慣れるためにも、デモ口座でのトレードは有効です。デモ口座でなら、不慣れなシステムの中でも操作ミスをしても全く問題ありません。プロトレーダーでさえも、新たな戦略を使用してトレードを行う際には、デモ口座でトレードを行い、十分な検証を得られてから実践となるリアルトレードを行っていきます。デモ口座を活用してトレード技術を磨いていきましょう。

ポイント2

トレード時間を決める

FXマーケットは24時間動いています。そのため、いつでもトレードができるメリットがあります。しかしながら、マーケットによって値動きが大きくなる時間と値動きのない時間があります。どんな時間でも同じトレードができる訳ではないのです。

先ずは、自分の生活スタイルからトレードに集中できる時間が何時なのかを選びます。その時間に値動きのあるマーケットを選択してトレードを行うことで効率的なFXトレードが適います。常にマーケットを気にしている状態では集中力に欠けてしまいますので、トレードする時間を固定化させ、その時間にのみマーケットに集中する習慣をつけましょう。

トレードは毎日行う必要はありません。いつもトレードしている時間に予定がある日はトレードを行わない、という選択も長期的に安定した成績を残していくトレーダーとして大切な判断になります。

ポイント3

インジケーターは一つに絞る

インジケーターは数えきれないほど多く存在しています。指南書やインターネットにも様々なインジケーターの使用方法が紹介されています。どのインジケーターにも適したマーケットと適さないマーケットがあります。

特にスキャルピングのように瞬時にマーケット判断を下していかなくてはならないトレードの場合、インジケーターを1つのみに絞ることはとても有効です。プロトレーダーであってもマーケット判断を迷わず瞬時に下していくために、インジケーターを沢山表示させることはありません。情報を限られたものにすることで、マーケットの変化にも気付き易くします。

インジケーターはマーケットを判断する補助的な存在です。どんなインジケーターを使用するかよりも、資金管理やマーケットの値動きが何よりも重要です。

インジケーターは一つに絞る
ポイント4

マーケットを一つに絞る

FXトレードには沢山の通貨ぺアが存在します。それぞれのマーケット毎に特徴が異なり、トレードに適した時間も癖も異なります。同時に複数のマーケットでトレードポイントを探していくことは、注意を払うポイントが多くなるため、より良いトレードポイントを逃し易くしてしまいます。先ずは一つのマーケットに絞り、そのマーケットで安定した成績を残せるようになってからマーケットの数を増やしていきましょう。プロトレーダーであっても、1つ2つのマーケットの専門家となって利益を積み上げています。沢山のマーケットで利益を追うのではなく、自分の得意とするマーケットを作っていきましょう。

ポイント5

トレード結果を残す

トレードは決済をしたら終了ではありません。トレードを振り返ることでトレード技術は磨かれます。これはスポーツと同じです。プロスポーツ選手も自分のプレイを振り返り、改善を重ね、次のプレイへと繫げていきます。トレードはルール通りに行えたか、判断ミスはなかったか、等を振り返ることで、次のトレードに良い影響を与えていきます。トレード結果を残していくと客観的な目線で自分を見ることができますので、不要なトレードや、損失回避にも役立ちます。

ポイント6

常にストップロスを置く

トレードをするとき、常にストップロスを置くことを習慣付けます。FXトレードで大きな失敗に繋がる行為とは、損切りを置かないことです。損切りを入れても損切幅を拡大していく行為も大きな損失に繋がります。どんなトレーダーであっても損失を回避することはできません。大切な資金を減らしてしまうプレッシャーも理解できますが、プロトレーダーはある程度の損失は必要経費として受け入れます。損切りは受け入れられるだけの大きさに設定しましょう。損切りが小さければ、口座残高への影響も少なく、次にまたトレードを行うことができます。しかし、一度大きく資金を失ってしまい、もうポジションを建てることができないほど資金を減らしてしまうことは絶対に避けたいことです。

常にストップロスを置く

これらをリアル口座移行前に、デモ口座で学び、理解を深めてトレード技術を磨いていきましょう。デモ口座でのトレードは大変有効です。デモ口座を利用できるFX会社は多く存在しますので、結果を焦らず、基礎構築を大切にしていきます。

記事はデモ口座及び会社資金を運用するGYM会員に向けた内容で個人資金の運用者向けの内容ではありません。GYMに入会されずに記事内容を参考にして自己資金でトレードをされる場合は必ずご自身で検証の上判断されますようお願い致します。従いまして自己資金でのトレード結果には一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

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